ケニアでライオン逃げ出す

ケニアの首都ナイロビで、ライオンが国立公園から逃げ出し、レンジャー隊員らが行方を追っているという。
これを受けてケニア野生生物公社は「ナイロビ国立公園から迷い出た雌ライオン2頭の捕獲」の協力要請する声明を出した。
武装したレンジャー隊員や、麻酔銃を持ったケニア野生生物公社の獣医が、アフリカ最大級とされるスラム街近くの茂みや農地を捜索している。
広報担当者であるポール・ウドト氏は「ライオンは危険な野生動物。ライオンに立ち向かおうとして刺激するのは避けるように」と注意を促した。
逃げ出したとされるのは当初2頭とされていたが、地元メディアは6頭ではないかと報じている。
少なくとも2頭のライオンが逃げ込んだとされるのは、人工密集地にあたり、早急な発見が望まれるという。
ナイロビ国立公園ではサイや水牛が走り回り、広さ117平方キロを誇る。また、ナイロビ中心部には高層ビルが建ち並び、人も多い都会なのだが、国立公園から中心部の距離はわずか7キロしかない。
ライオンはどこに行ってしまったのか。6頭も町中にライオンがいたらとてもパニックになりそうだ。

眼鏡がいらなくなる?世界初の「ピンホールコンタクトレンズ」

近視や老眼をコンタクトレンズ1枚でカバーできる「ピンホールコンタクトレンズ」というものがあるそうだ。コンタクトレンズと言っても従来からある半透明のものではないという。外側は半透明だが、真ん中部分は黒色。よく見ると小さな穴がたくさんあり、中心に少し大きめの穴がある。このレンズ1枚で、近視にも、乱視にも、老眼にも対応できるそうだ。
コンタクトレンズと言えば、近視用や乱視用のものがあり、その人の度数に合ったものを装着しなければならない。それなのに、ピンホールコンタクトレンズは度数を持たないので「たった1枚で」対応できる。これは「ピンホールの原理」を使っているからだという。ピンホールを通して入る光を細くすると、焦点深度が深くなる。そうすると、近くも遠くも見えるようになる。この原理を使っているので、ピンホールコンタクトレンズは度数がないのだそうだ。
ピンホールコンタクトレンズは5年の開発期間をかけてようやく完成したという。現在臨床研究の段階のため店頭に並べることはできないそうだが、2017年度中の商品化を目指しているとのこと。まずは日本市場に打って出る予定だそうで、その後グローバル展開も考えているそうだ。
普段の生活を送っている時だけでなく、災害時にもピンホールコンタクトレンズは役立つという。東日本大震災が起きた時、津波などによって眼鏡を失った人がたくさんいた。しかし、ピンホールコンタクトレンズであれば度数を持たないので、ユニバーサルなレンズとして使えるとのこと。
また、ピンホールコンタクトレンズを使用すると、視力がそれほど悪くない人なら1.0ほどに視力が回復するそうだ。ただ、かなり視力が悪い人がどれくらい回復するかはこれからの研究で明らかになるとのこと。
これほど画期的なコンタクトレンズが販売されるようになれば、助かる人が大勢いるだろう。商品化に期待したい。

ミニチュア学生服、注文相次ぐ

卒業シーズンを控えて、3年間着て思い出の詰まった学生服をおよそ3分の1サイズにリフォームする、岐阜県のミニチュア制服専門店に全国各地の高校生の親御さんからの注文が相次いでいます。
岐阜県岐阜市早田東町にある、ミニフォームの店主は「制服一着ごとにドラマがある」と話します。
かつて、縫製会社を営んでいた同店店主がミニチュア制服を手掛けるようになったのは16年前のこと。
3年間の大役を終えた学生服を処分したり、押入れの奥にしまい込んだりせずに飾れるようにとの思いがきっかけだったといいます。
ミニチュアは、上下で45センチ前後の丈の立ち姿になります。
詰め襟やブレザー、セーラーなどの学生服からパーツを切り出して、芯を張り、肩の丸みなどをリアルに再現していきます。
袖のボタンを胸に付け替えたりなどをして、1日2着程度のペースで丁寧に仕上げていくといいます。
これまでに手掛けたのは約1万着以上。
依頼者の様々な思いを込め、大切に仕上げていきます。

グッピーでジカ熱対策

コロンビア保健当局は、ジカ熱対策の啓蒙活動を行うとともにジカ熱やデング熱、チクングンヤ熱のウイルスを媒介するかの対策として、ボウフラを食べるグッピーを排水システムに流したり、妊娠中の女性に蚊帳を配布したりしているそうだ。
中南米諸島では、蚊の幼虫ボウフラを捕食する魚、遺伝子を組み替えた昆虫など、ウイルスを媒介するかを駆除しようと様々な手段を駆使しているそうだ。
エルサルバドルの太平洋岸にあるサンディエゴ・ビーチで地元漁師がジカ熱対策で活用しているのが、ファットスリーパーと呼ばれる魚。ファットスリーパーはボウフラを餌にするそうだ。漁師の男性は、ファットスリーパーは水を貯めておくたるの中のボウフラを全部食べてくれると語り、「ジカ熱と闘う本物の戦士だ」と称えているという。
感染者がブラジルに次いで多いコロンビアでは、地元研究者が細菌を利用した拡大抑制に取り組んでいるという。
一方、ブラジルとパナマの研究チームは、オスの蚊の遺伝子操作の実験を進めているという。交尾後に生まれる幼虫が死ぬようにして繁殖能力を抑えることが目的だそうだ。
メキシコでは、放射線を使って蚊の繁殖を抑える研究を行っているとのこと。
これだけ各国で対策がなされているジカ熱。ワクチンや特効薬の開発もなるべく早く進めばいいのだが。

淡水ガメの新種発見

南太平洋のパプワニューギニアで、淡水ガメの新種が発見されたそうだ。ニューギニア島の地質学的形成過程に最初から立ち会ってきた種に属すという。
分類学の国際学術誌「Zootaxa」に最近掲載された論文によると、発見されたのはニューギニア島全体で見られる3種の遠縁種のうち、学名「Elseya rhodini」と名付けられたカメの新種だという。
16日、論文の主著者である豪キャンベラ大学のアーサー・ジョージズ氏は「3種は1700~1900万年前の共通の祖先から進化した。その時期は非常に重要で、驚くことにこのカメたちは一緒にニューギニア島の地質発達過程をすべて見てきたことになる」と語った。同氏によれば、新種は「非常に可愛らしいカメ」で、赤みがかった色が特徴だという。
カメは万年と言うが、それぞれの個体は実際にはどれくらい生きるのだろうか?

小学校とタニタが連携し、食の改善目指す

文部科学省の指定校として、現在食育に取り組んでいる学校があります。その学校は、佐賀県武雄市にある若木小学校。
子どもたちの食生活が大きく改善しているといいます。
その方法は、3色の食事内容の記録をするということ。
3食の内容を毎日入力することによって、意識付けとなり、果物や牛乳の摂取が増え、栄養のバランスが向上したといいます。
食育は、子どもを通じて食卓にも広がっており、「食事内容を見直した」という家庭は4割を超えるといいます。
学校の食育が、徐々に地域の食も変えています。
小学校がタニタと連携をし、タブレットに毎食の記録をすることによって、食生活大きく改善しているといいます。

合格発表日に大学家宅捜索

京都府警は、廃棄物処理法違反の疑いで、学校法人同志社に家宅捜索に入った。同志社大では、この日入学試験の合格発表が行われるという。家宅捜索の対象となるのは、理事長室などと予想される。
事件は、同志社エンタープライズとコスモスビルメンテナンスが、市に無許可で大学の一般ごみを市の焼却施設に運んでいたというもの。
京都府警は、無許可収集運搬による廃棄物処理法違反で、両社の幹部など6人を逮捕した。6人は現在処分保留で釈放されているという。
記者会見では理事長が「責任を痛感している。世間をお騒がせし、深くおわび申し上げる。大きなショック。法令違反をしているという認識が甘かった。業務内容を全般的に点検する」などと謝罪し説明した。
キャンパスに通う学生たちは「学生の知らないところで、こんなことが起きるのはあまりいい気持ちがしない」「教育に力を入れるのはいいが、制度といった中身もクリーンにしてほしい」「事件のことが友達の間で噂になっていて、自分も知った。通っている大学に警察の捜査が入るなんて驚き」などとメディアの取材に応えた。
受験生もとても驚いたことだろう。今後の対応に注目したい。

働かない働きアリ、集団に必要

コロニーの中に必ず2~3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなった時に代わりに仕事をし、集団の長期保存に不可欠だとの研究成果を、北海道大などの研究チームが16日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。
これまでの研究で、働くアリだけのグループを作っても必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されていたそうだ。仕事をする上では非効率な存在で、働かないアリがいることがこれまで謎だったという。
自然界では働きアリがすべて同時に働かなくなると、必要な卵の世話が滞ってそのコロニーが滅びてしまう。チームは日本全国に生息するシワクシケアリを飼育し、1匹ずつ異なる色を付けて個体識別した上で1か月以上にわたって8コロニーの行動を観察。最初よく働いていたアリが休むようになると、働かなかったアリが動き始めることを確認したという。
さらに、コンピューターシミュレーションで、1コロニー75匹の働きアリがすべて同じようによく働き、疲れがたまるペースも一緒のケースと、働き度合いがバラバラのケースを比較。勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があったそうだ。
チームの長谷川英祐・北海道大准教授は「働かないアリを常駐させる非効率的なシステムがコロニーの存続に欠かせない。人間の組織でも短期的な効率や成果を求めると悪影響が出ることがあり、組織を長期的な視点で運営することの重要性を示唆する結果ではないか」と話しているという。
確かに、働いていたアリがすべて一斉に動けなくなってしまうと困ってしまう。働かないアリは交代要員だったということか。それにしても、動けなくなるまで働き続けるというのはどうにかならないのだろうか。